佇まいまで、
シンプルに。

ブログ

まちを変えるか?

いつも環状線に乗り換える際に利用する新今宮駅。
ホームから見える、いわゆる三角公園でホテルの建築工事が始まっていました。
新今宮に星野リゾートが運営する高級ホテルが建つということで、発表された当時はとても驚きました。
新今宮といえば通天閣など新世界の最寄り駅で、あまり治安が良くないエリア。
そのためか、大阪市が開発事業者を募集したプロポーザルに応札したのは星野リゾートだけだったそうです。

星野リゾートの星野佳路代表は雑誌のインタビューにこう応えています。
「確かにビジネスとしては、人の集まる魅力的なところにホテルを建てるという考えはあるだろう。
だが、星野リゾートが新しく大阪で仕事をさせてもらうには、
都市が抱えている課題の解決の一助になることがとても大切だ」
さらに、
「昔から知っている人は、この場所を過小評価している。
私も案件にかかわってから、このエリアを散々歩いてきたが、魅力的で面白くて、良い場所だ。
そうしたディープなエリアであるほど、観光客には魅力的だ」

先入観なしに外部から見た方が本来の価値が見えるのかもしれません。
古くから民間人がまちづくりにかかわってきた大阪。
一つの事業、建築が「まち」を変える起爆剤になるかと思うとわくわくします。

設計:日本設計  地上14階 約34000㎡